その1 福祉施設「向陽園」納涼祭 野外手作りステージ
平成18年 7月22日(土) 午後6時00分 開演
紅白の幔幕に提灯! まさに夏祭りの風情です |
初めて乗る山形新幹線に揺られて3時間ほど 久し振りに会うサスケたちと話したりしながら 到着した山形は梅雨の最中とあって分厚い雲の下 それでも日頃の行いが良いから?か、暫くすると 雲が切れ、陽も射して来て暑いくらいに・・ 何せ催しが「納涼祭」と聞いてたからね、これなら らしいかな・・って天気になって一安心 現地スタッフの車で着いた「向陽園」は知的障害者の 施設で、入所者の家族や近隣の人達を招いての祭りは 今回で20回目という、なかなかの歴史でびっくり 園の若いスタッフのキラキラ目に、またビックリ |
大変なことも多いだろうに 明るくハキハキしていてね 年に一度の祭を盛上げよう 楽しもうって感じヒシヒシ 張り切らざるを得ないよね ・・で、第20回納涼祭は 市会議員の挨拶やら何やら いかにもって儀式で始まり 地元中学の吹奏楽団の演奏 全国大会出場レベルとかで 聴けばなるほどと納得 その後サスケがほのぼのと 面白楽しいステージを展開 そして、僕の番・・・ |
突 然 の 雨 に 黒 子 な ら ぬ 黄 子 ? が 傘 を ・ ・ |
この日のメニューはこんな感じ 1.人恋しくて 2.旅に出たい 3.ムギューだいすき 4.いついつまでも 5.恋人たち 6.嗚呼 7.愛することから始めてみませんか 8.春うらら
"世界平和は身近な人を愛することから" |
アンコールは、サスケが一昨年来た時スタッフの熱意にやはり 感動してその場で作ったという「向陽園の唄?」を・・ (確かちゃんとしたタイトルが付いてたとは思うんだけど・・) その唄を皆が覚えて2年間ことある毎に歌ってたんだって そのことにも感動して、じゃそれをやろうって決めてたのね サスケを呼び込み、歌える人はステージにどうぞ〜ってんで スタッフも入所者も全員で大いに盛り上がって合唱しました そして最後は山形ならではの花笠音頭でクライマックスに・・ いやぁこういうイベント仕事は超久し振りでしたが、サスケと 一緒だったこともあって気楽に楽しくできてよかったですよ 遠征初日としては上々の滑り出しといったところ |
ア ン コ ∫ ル は サ ス ケ と 一 緒 に |
平成18年 7月23日(日) 午後6時30分 開演
ライブが上手くいった翌日の朝、それも旅の空となると 言い様のない開放感で気分の良いものですが、連チャンなので ゆったりその気分に浸ってるわけにはいかないのでありました さて、2日目は「蔵オビハチ」名前の通り古い蔵を改造した 比較的新しいライブハウスで、普段はジャズ系が多いとか? 僕らを呼んでくれたトリプルファクトリーのスタッフが昨夜に 続いて今日もPA機材共々ついてくれることになってたので 安心して本番に臨むことができましたが、ひとつ気掛かりは お客さんの入りで、周知期間も短く予想もつかなかったけれど 蓋を開けてみると、昨日の「向陽園」の人達や店の常連さん等 ほぼ満席で一安心、ググッとやる気がアップしました |
現地のポスターに拠ると 田山雅充 vs SASUKE と言うことで なんだか戦うみたいで可笑しいけど その前にオープニングアクトで 「フライングバタフライ」という ひとりはピアノ伴奏だけ、もう片方が ギターやボンゴの弾語りっていう 不思議な地元の女性2人組が登場 その後サスケ、僕と続いて行くわけで 正に三者三様、お客さんとしては 面白い取り合わせだったんじゃ?? |
この日のメニューは・・ 1.春うらら 2.人恋しくて 3.ふりむいた朝 4.雨ふり 5.嗚呼 6.プロポーズ (アンコール) 7.春うらら
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昨夜のちょっといいコっぽい"営業的呪縛?"から解放されて サスケたちも僕も妙に饒舌になったらしく、ほぼ同じ時間なのに なぜか曲数が1〜2曲少ないステージでしたが、その分客席とは 一体化して盛り上がったような、印象的なライブとなりました お祭りと違って、歌を聴きに来たお客さんたちだからね こちらもどんどん乗って喋って歌って・・ 店の常連さんだというお婆ちゃん、いつもは黙って帰るのに 「今日は楽しかったよ」って言ってくれたんだって 手拍子も一所懸命しててくれたんだって・・ あとで店の人に聞いて嬉しくなっちゃいました お婆ちゃんがライブハウスの常連だなんて文科程度高いよね |
アンコールは"春うらら"をサスケたちと一緒に |
平成18年 7月24日(月) 午後7時30分 開演
まだ梅雨の明けない中、奇跡的に晴れた2日間だったけどついに朝から雨 山形から米沢へ車で移動し、その足で会場となるARB(アーブ)に直行 普段はガラス張りのカフェ風営業で、たまのライブはロック系とか・・ 音響も照明も機材はちゃんとしてて、その日のホテルは同じ建物の中だし 設備的には今ツアーで一番いいとサスケたちとも一瞬は喜んだんだけどね サウンドチェックを終えて、控え室はそのホテルの各自の部屋ってことで チェックイン、そう、この店控え室が無い!! これが思いのほか大問題で 僕の場合で言うと、まず前に演奏するサスケが始まったのかどうなのかが 判らないし、会場の雰囲気も伝わって来ないし、お客がいるのかどうかも で、自室なものだから寛ぎ過ぎちゃってテンションは上がらないし・・ね 「今始まりました」「今5曲目ですんで、あと3〜4曲らしいです」なんて 携帯で連絡が入ったりしてね、気合いが入らないこと甚だしいったら・・ 「今終りました、10分間休憩入れますんで暫くしたら降りて来て下さい」 ・・ってんで、ようやく出番 |
7階の部屋から店のある1階へ降りると ちょうどサスケがエレベーターの前に 汗だくの彼等に「お疲れさん」と声を 返ってきたのは「キツかったぁ・・」 凄い湿気で蒸し暑かったからだろうと その時その瞬間は思ったのだけど・・ 店に入って、まだ休憩中だったので 先刻から随時連絡をくれていた現地の コーディネーター・土屋氏の席へ合流 見回すと、この朝からの悪天候の中 そこそこ席は埋まっていて、それも ほとんどが20代から30代の若者たち 聞けば店のオーナーが声をかけまくり 集めた音楽好きの人たちなんだそうで ならば・・と急にヤル気がムクムクと |
で、急遽予定してた曲順を入れ替え 結果、この日のメニューは・・
1.春うらら
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1曲目の「春うらら」のあと挙手アンケートをとってみたところ 当然だけど、20代から30代の若者たちは僕のこと知らないしね 「春うらら」は3人、「人恋しくて」は4人しか知らなかったし それでも年を考えるとそんなに知っていたと言うべきかな?? 活動再開以来、懐かしがるお客さんの前でばかり歌ってたから 凄く新鮮な気分でね、妙にハイテンションになっちゃったかも で、暫くして気付いたんだけど、歌ってる時はそれに合わせて 首振ったり足踏みしてたり、時には皆で手拍子したり・・・と それなりにノッてるような感じなんだけれど、合間の話の時は シラ〜ッとしてるというか、聞いてんだか聞いてないんだか?? 暖簾に腕押しの無反応状態、何か変な感じなんだよね サスケの言ってた「キツかったぁ・・」の意味がこれで分ったね |
田山雅充「ほのぼのライブ」大募集中 |
ごく小さな会場で"田山雅充の弾き語りコンサート"をやりませんか?
たとえマイクやPA、ピアノ等が無くってもかまいません
かえってその方がバイブレーションを感じ合えるものですしね
田山雅充がギター1〜2本携え
そこまで行って、歌います
詳しくはこちら
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